お通夜・葬儀(お葬式)への参列



Q 受付での挨拶・記帳の仕方は?

受付では後ろで待っている人もいるので挨拶は手短に。一礼して、

「この度はご愁傷様でございます」などとお悔やみの言葉を述べ、不祝儀袋を両手で渡します。

記帳を済ませたら「お参りさせていただきます」と述べて会場へ。

あまりたくさん人がいる場合は静かに目礼(もくれい)するだけでもよいでしょう。

ただし、神の御許(みもと)へ召されたことを祝福するキリスト教や神式の葬儀では、

「ご冥福をお祈りいたします」などの仏教用語は避けましょう。

芳名帳はあとで遺族が香典返しの住所録として使うものなので、

氏名、住所を読みやすい字できちんと書くのが基本です。


・友人などから香典を預かったときは、まずは自分の記帳を済ませ、
次に友人の氏名、住所を書き、その下に小さく「代理」と書き添えましょう。 


・夫の代理で参列する場合には、
夫の名前を書き、その下に小さく「内」と添えます。


・上司の代理の場合は、
上司の部署名、役職名、氏名を書いてから小さく「代理」と入れ、
自分の役職名、氏名を書きます。 



お悔やみの言葉の一例

<受付>

・このたびはご愁傷さまでございます。

・このたびは突然のことで、お悔やみ申し上げます。


<弔問・お通夜で遺族の方に>

・このたびはご愁傷様でございます。さぞ、お悲しみのこととは思いますが、どうぞお力を落とされませんように。

・思いがけぬご不幸、心からお悔やみ申し上げます。

・ご生前には大変お世話になり、ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。


<葬儀> 

遺族には直接、お悔やみの言葉はかけない。


<神式・キリスト教などの場合の注意点> 

仏教用語である【冥福】【お悔み】【供養】などは使わないように。

キリスト教式の場合は、「安らかなお眠りをお祈りいたします」などと述べる。



気をつけたい言葉づかい

<忌み言葉> 

不幸が続くさまを連想させれ言葉、死を直接的に表現する言葉は禁句。

くれぐれも/返す返す/重ね重ね/重々/いよいよ/たびたび/
続ける/繰り返す/再び/さらに/とんだこと/追って  など
死ぬ、死亡、死去→逝去(せいきょ)、永眠 などに言い換える。

※キリスト教の場合、逝去は×。帰天(カトリックの場合)、召天(プロテスタントの場合)


<仏教でしか使えない言葉>

冥福/供養/成仏/合掌/往生(おうじょう)/仏様  など


<仏教では避けるべき言葉>

浮かばれない/迷う/苦/九/四  など 



 Q 数珠、念珠は必ず必要?

 お悔やみの気持ちを表すものとして、仏式のお通夜、葬儀には是非持ってお参りしたいものです。

宗派によって形態やかけ方は多少違いますが、自分が持っているもので構いません。

短い数珠は両手の親指と人さし指の間にかけて合掌。

長い数珠は両手の中指にかけて合掌します。

合掌時以外は左手で腰ぐらいの位置に持ちます。

数珠は仏具なので、畳や椅子の上には置かないように注意しましょう。




Q 正しいお焼香の作法は? 

お通夜・葬儀では粉末状の抹香(まっこう)を用い、

焼香方式には
立ったまま行う「立礼焼香(りゅうれいしょうこう)」

座って行う「座礼焼香(ざれいしょうこう)」や

座ったまま香炉を回す「回し焼香」があります。


<最も一般的な「立礼焼香」>

① 遺族、僧侶に一礼
順番が来たら、数珠を左手に持ち、

遺族、僧侶に対してやや深めの一礼(45度)

② 祭壇の前で一礼・合掌
祭壇の前の一歩手前まで進み、

遺影により深い一礼(75度)をし、祭壇まで進んで合掌

③ 焼香・合掌・一礼
抹香をつまんで目の高さまで押しいただき、

香炉に静かに落とす。回数は喪主に合わせるとよい。

④ 遺族、僧侶に一礼
再度合掌し、一歩下がって深い一礼(75度)、

遺族、僧侶にやや深めの一礼(45度)をして下がる。

という流れです。


御釈迦様は、人が亡くなったときに一心不乱に祈る態度表すということで、

焼香回数は1回が正しい作法としています。

焼香回数は各宗派の決まりに合わせるか、心を込めて1回行えばよいでしょう。  


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